來山 久美子 (キタヤマ クミコ)
カービング作家・京都市在住。
チェンマイ旅行中に見かけたソープカービングに興味を持ち、2009年に渡タイ。バンコクで著名作家に師事し、帰国後は京都・大阪を中心にカルチャー教室講師、調理師専門学校講師、イベント展示、デモンストレーション、出張講習等活動。タイカービングの伝統技法を守りながらも、甘すぎないシンプルでスタイリッシュなデザインを作風の基盤としている。
2015年に国内のタイ料理店厨房勤務を経てバンコクのタイ文部省認定校に留学。タイ料理とカービングのプロフェッショナル認可証を取得。以降毎年現地での彫刻と食文化を学ぶため、タイと周辺諸国を訪問。
P.M.S.(チェンマイ)
atelier SATO(京都)
Voice Hobby Club(バンコク)
MALISA Language & Culture School(バンコク)
Dumrongsak Nirund氏、Rawat Nirund氏(moradokphetsayam主催/バンコク)
Piyanat Niamsuwan氏(MALISA Language & Culture School元教授/バンコク)
maishop(ソープカービング工房/バンコク)着色・技術指導
Wandee Culinary Art School(タイ文部省認定校/バンコク)タイ料理・装飾コース修了
カービングは、野菜・果物を彫刻するタイの伝統工芸です。
主に宮廷タイ料理の飾りや儀式の装飾として使われるほか、石鹸を彫るソープカービングもお土産物として町中で見かけられます。たった1本のナイフから、いったいどうしたらこんな物が作れるの?と思いますが、仕組みがわかれば「こうやって出来上がるんだ!」とすぐにご納得いただける技法です。
当教室では、初めての方は基本的なナイフの持ち方から、レベルアップを狙う方には複雑な模様にも挑戦していっていただきます。
・お弁当やサラダのトッピングなど、普段使いのかわいいデザイン
・スイカなどを使った大きく本格的な作品
・調理現場で活躍する実用的な技法の習得
・贈り物にも喜ばれるソープカービング
など、お好みに応じたオリジナル作品をお作りいただき、素材ごとの彫り心地の違いや制作過程を学んでいきます。
新たな学びを得ること、創造の喜びを感じること、彫るという気持ち良さを体感すること、日常の質を上げること、仕事に活かすこと。
娯楽としてもスキルアップとしても、カービングが担うものはたくさんあると思います。
ですが、それよりもまずは気楽に始めてみませんか。カービングは、実際に体験することによって自分が想像していたよりもハマっていく方がたくさんいらっしゃいますよ!
(写真は生徒様に体験でお作りいただいたりんごのカービング作品です)